はじめに
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎を観ることができました。
時間がたまたま合って観たのですが、とても面白かったです。
後から知りましたがとても評判のいい映画なのですね。
ゲゲゲの鬼太郎100周年の記念の映画。
鬼太郎のお父さんやお母さんを観ることができます。
悲しいストーリー。人間の生き方などを考えさせられます。
※ネタバレも存分に含みますので、まだ観ていないという方は
読まないでください。
哭倉村に集合する主人公2人
龍賀一族が牛耳る山奥にある村、哭倉村が今回の物語の舞台です。
哭倉村。名前からして恐い。
そうなんです。
この映画、大人が観てもめちゃくちゃ怖かったです。
1人目の主人公は水木。龍賀一族が秘密裏に作っているMという薬を探しに
村に入ってきます。
戦争経験者で戦争の生き残りです。自分たちは現場で戦って必死に生き残ったのに
指示をしている人たちは国でぬくぬくと生きているという現実に嫌気がさし、
何が何でも権力を手に入れたいと思っている人物です。
もう1人が鬼太郎のお父さん。目玉のおやじになる前のお父さんです。
とてもゆっくりとした話し方で穏やかな人柄です。
行方不明になった妻を探して村に入ってきました。
人ではなく霊族という種族だそうです。
この2人が、いろいろあって意気投合してお酒を酌み交わし
相棒となります。お互いの目的のために協力し合おうということになるのです。
人間の跡取り問題
本編でも描かれていますが
人の跡取りというのはうまくいけばいいのですが
そうではなく欲と欲がうずまく状況になると
ドロドロしてますね。
こういう場面に巻き込まれないように
日頃から心を整えていたいと思いました。
長男を跡取りに、長女の婿は会社の社長に据え置くが、長女を会長にし、経営の実権は長女が持つこととする。という感じです。
リアルですね。昔からあったのでしょうね。
学ばないといけません。ゲゲゲの鬼太郎は学びになるエピソードが多いのですね。
アニメを一から見直したいという思いになりました。
妖怪狂骨
人の恨みを吸い取り強くなっていく狂骨という妖怪がいます。
その狂骨の恨みを鬼太郎のお父さんが一身うけることになります。
【これから生まれてくる子ども未来を・・・友の未来を守りたい】
そういう想いで、恨みを一身に受けるのです。
人のためにする。いつしかボクもそんなことが出来るようになりたいです。
この狂骨の呪いを受けて鬼太郎のお父さんは目玉のおやじになったそうです。
お母さんのお墓から鬼太郎は生まれ、水木が拾い育てました。
水木が人間の育ての親なのです。だから鬼太郎は人間の味方なのですね。
育ての親、水木という人。
映画を観終わって、家族で感想を言い合っていたところ
とんでもないことに気が付きました。
この水木という青年、ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんだわ!!!!!
鬼太郎の育ての親であり作者であるという。偉大な人です。
とても面白い映画を作っていただき、ありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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